
IPMとはIntegrated Pest Management(インテグレイテッド べスト マネイジメント)の略で、日本語では「総合的害虫管理」と訳します。これは化学薬品使用一辺倒の駆除による薬害、人体への悪影響からの反省を出発点とし、科学的防除のほかに物理的、天敵などを利用した害虫防除などの様々な防除方法を矛盾しない形で組み合わせ、害虫を防除する考え方です。
サンクリーン滋賀による防虫管理
インスペクション(施設・環境調査、分析)
工場内の視察を行い、問題となっている害虫や場所、今後問題となりうる場所の調査を行います。
昆虫相調査
工場全体または特定エリアの調査を一定期間トラップなどを用いて行い、害虫の分布状態を把握し、継続的にモニタリングするエリアを決定します。
モニタリング
先の調査で決定されたモニタリングエリアにトラップを設置し、定期的な調査を行います。回収したトラップは分析(虫の種類や数の記録)を行い、モニタリング報告書を作成します。
モニタリングは、年間の昆虫発生状況の把握や、防除施工の効果を検証することができ、蓄積されたデータ(報告書)は将来、異物混入など問題が発生した際の原因究明や説明するための参考資料にもなります。
防除施工
モニタリングした結果、捕獲数の急増など異常が認められた場合、対策を講じ実行します。
防除方法は化学的防除だけでなく、物理的防除、侵入防止対策、サニテーションなど様々な手段を組合わせて、対象害虫の種類やステージに応じた防除管理施工を実施します。
施工した内容は記録、報告書として提出します。
報告書
報告書を作成します。作成した報告書は情報管理し、今後の防虫対策に役立てます。
定期調査
毎月一回定期調査を行います。
進入頻度の高い虫
ユスリカ河川や水系に多発し、成虫が灯火に飛来する。 |
アリ建屋周辺での発生が多く、徘徊や営巣する。有翅アリは飛来する。 |
クロバネキノコバエ腐植土壌から発生して、植物根部加害種も成虫飛来する。 |
カツオブシムシ屋内動物性乾物などに多発し、毛製品加害もある。 |
コクヌストモドキ粉末や破壊食品に発生。製粉工場の害虫。 |
ノシメマダラメイガ保管食品や建屋周辺で多発し、幼虫の混入が多い。 |
チョウバエ浄化槽のスカムや腐植水に発生し、成虫が飛来する。 |
タバコシバンムシ保管食品や建屋周辺で発生する。 |
ゴキブリ屋内発生種と屋外との交流種あり。 |
発生進入経路別分類
1.屋内発生種
ノシメマダラメイガ |
シバンムシ |
カツオブシムシ |
コクヌストモドキ |
シミ |
チャタテムシ |
ゴキブリ |
ノミバエ |
2.飛来侵入種
ユスリカ |
アリ(有翅) |
チョウバエ |
アブラムシ(有翅) |
クロバエ(有翅) |
イエバエ |
クロバネキノコバエ |
ガ類 |
3.歩行侵入種
アリ |
ダンゴムシ |
ゲジ |
クモ |
ゴミムシ |
4.排水系発生侵入種
チョウバエ |
ノミバエ |
ゴキブリ |
5.人為的移入
チャタテムシ |
ゴキブリ |
ノシメマダラメイガ幼虫 |
小型ネズミ |







ノシメマダラメイガ
シバンムシ
カツオブシムシ
コクヌストモドキ
シミ
チャタテムシ
ノミバエ
ユスリカ
アリ(有翅)
チョウバエ
アブラムシ(有翅)
クロバエ(有翅)
イエバエ
クロバネキノコバエ
ガ類
アリ
ダンゴムシ
ゲジ
クモ
ゴミムシ
チョウバエ
ノミバエ
チャタテムシ
ノシメマダラメイガ幼虫
小型ネズミ




